また、インターネットの商用化が行われた94年以降、企業では大容量の専用線の導入が相次ぎ、ダイアルアップ接続による個人利用者からは容量不足を問題にする声が大きくなってきた。個人利用者への低廉な価格による大容量回線の提供を可能にするのがCATVである。個人で公衆回線経由でインターネットを利用する場合、モデムの速度は最高でも28.8Kbpsであるが、CATV回線を利用すれば30Mbps〜10Mbpsとけた違いに伝送速度が速くなる。これに着目した日本初のCATV会社によるインターネットサービスが1996年10月から武蔵野三鷹ケーブルテレビで開始された。既に第1種電気通信